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BIBILIOTECA INFANTIL BRASILEIRA
SUZANA VENTURA

ブラジル子ども図書館  スザーナ・ヴェントゥーラ

ブラジルにルーツを持つ0才~12才子ども達に、ポルトガル語の絵本で子ども達にブラジルの文化と言葉を継承するため、本の貸し出しや読み聞かせイベントに取り組んでいます。 子どもたちが自分たちのルーツを理解し、どうして今日本にいるのか、自分のことをよく知って強く自立した大人になれるように、子どもと保護者がもっとより近い関係を深めていけるように願って活動しています。 1990年代に日本の出入管理法が改正され、3世までの日系ブラジル人とその家族が無制限に受け入れることをはじめます。 最初には1世と2世の日系ブラジル人男性が2年間出稼ぎ労働者目的で日本に渡航しましたが、その後はブラジルに残された奥さんと子どもが入国し、結果多くの日系ブラジル人が日本定住を望み、やがて永住権や日本国籍を取得しました。現在は日系在日移民社会の時代は終了し、ブラジル日系在日移民社会となっています。 きちんと日本の学校に通えてない子どもたちが日本では自分にチャンスが見えないことから、犯罪者になってしまうケースが増えてきています。そうすると、家族との関係が薄くなり、コミュニケーションがなくなってしまいます。 子どもから特にお母さんがいろいろな本を読みながらポルトガル語でコミュニケーションを深めていくことができれば、このような事が増えにくくなると感じています。 本は一番大切な教材ですが、ほとんどのブラジルの子どもたちはお家に日本語がとポルトガル語の本がありません。本を読む習慣がないため、学校の勉強がうまくいかないことも理由の一つとして考えられます。この教室で少しでも子どもたちとそれぞれの家族と学校に役立つように活動することをProjeto Construir ARTEL(プロジェクト コンストイル アルテル)で取り組んでいます。

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